| 2002/11/25
MON |
午後2時 自分の部屋にて
引越しをしたということは友人たちには言っていない。それはまず高校時代の友人を驚かしたかったからである。今日は文化祭の関係で大学は休みであるから、その友人を昼食に誘う。大丸のレストラン街で釜揚げうどんを食べている時、突然「このあと、僕の下宿に来てもらおうと思うんだ」と言うと、予想通り彼は驚いていた。 先日から廊下の電球がつかなくなっていた。昨日、切れた電球を電気屋に持っていき、これと同じのをくださいと言ったところ、聞いたことのないメーカーのものが出てきた。メーカーは関係ないという。確かに110ボルトの40ワットだが。心配であったため、つけないでおいた。彼にそのことを話すと、もし火事になるとPL法が適応されるのではないかという。そして、彼に電球を替えてもらった。私の部屋は、ダンボールが片付いたというだけで、テレビもなく、特に大したものはない。百貨店で買ったおかきを分け合って少ししゃべると、バイトの時間になったので、別れた。彼は、まるで電気屋のようであったなと思った。 |
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| 2002/11/07
THU |
午後0時 丸太町の精進料理の店にて
少し前のエルマガジンで見つけたカレーには興味があった。その名も諸行無常カレーである。今日は、昼から経済学部同好会が来年度のゼミの説明会をすると言っていたが、学生主催のものといえども、きっと退屈なものに違いない。資料は友人にコピーさせてもらえばよい。そこで、私はカレーを優先させた。実を言うと、肉を使っていないから、味にはあまり期待していなかった。カレーならば、大丈夫だろうと思っていた。しかし、そのあまりの美味しさに驚いた。野菜と果物をベースにしているようだが、よくやるなと思った。知恵というものを強く感じた。 |
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| 2002/11/05
TUE |
午後7時 大阪国際会議場にて
小柳ゆきのコンサートに行く。歌がうまいのは知っていたが、実際に生で聞いて、こんなに迫力があるとは思わなかった。驚いた。大したものだ。また、ウエストの細さにも驚いた。どういう食生活をしているのであろうかとも思った。 |
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| 2002/11/03
SUN |
午後4時 大阪市立大学にて
文化の日は、母校の文化祭の日でもある。友人を誘うと、学園祭で演奏喫茶をしているから帰りに寄ってくれと返事が来る。母校で偶然会った別の友人を誘い、二人で大学へ行く。 杉本町は各駅しか停まらない。駅の周りは、学生街という雰囲気であった。のどかな雰囲気である。少し歩くと大学に着く。さまざまな食べ物屋が出ている。すると、広島焼の店に小学校のときの同級生に似た子がいた。似た人であったが、それは あくまでも似た人であろうと思っていると、目が合った。まぁ、おそらく違う人であろうとも思ったが、似ている人がやっているのならば、買っておくかと思い、友人と広島焼を買う。再び目が合った。ひょっとしたらもしかしたらと思っていると、向こうがきゃーと言った。私は、彼女は良かった昔に比例して、もっと華やかになっているかと思っていたが、それほどでもなく、まぁ期待を外さぬ程度にいい感じであった。 ありがちな挨拶をした後、彼女は「最近、どうなん？」と聞いてきた。「どうなん」の意味は分かっていたが、「どうなんとは？」と聞く。すると、分かっているだろうという目で見てきたので、「予定と違い、計算が狂っている。美と偏差値は反比例かもしれない」という趣旨のことを言う。彼女は私を、相変わらず、わけのわからんことをいうやつだという目で見ていた。友人に写真を撮ってもらう。最後に携帯の番号を交換して別れる。まさか会えるとは思っていなかっただけに、嬉しかった。こんな私を見たことがないと友人は言っていた。 その後、演奏喫茶に行く。友人は、バイオリンで、少年時代やトロイメライなどを演奏してくれた。彼は音楽ができるのは知っていたが、こんなにうまいとは思っていなかった。しかし途中から、私の心は別のところに移っていた。それは、先の質問に対する答えであった。もう少し他の返し方があったはずだ。そのことばかり考えていた。 |
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| 2002/11/1
FRI |
午後5時 東寺にて
今日は、サークルで千年女優という映画を見る。普段、夕飯を食べて適当な話をして終わりという我がサークルにとって、久々にまともな活動をする日である。場所は京都みなみ会館であった。東寺の近くにあるという。東寺は、通学経路から離れているため、以前、新幹線からしか見たことはなかった。近鉄からは、東寺はよく見えた。京都だなという感じがとてもした。ただ、典型的な京都の写真が撮れる夕暮れには、少し早すぎたようだ。 |
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